酸化迷句【酸化make】
真故【Shinyue】と彼、白城【Shiragi】の
愛のかたちをちょっとずつ語っていきたいと思っています。

第１記-第１０記まで。

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◆第１０記◆20060331
彼とキスして別れました。
手術は明日。それが終わってから一週間我慢。
・・・あ、別に恋が終わったんじゃないですよ。

会うとずっと一緒に居たくなるから真故が一週間は我慢するって言いました。
彼は嫌がったけどどうしても我慢できなくなったらにしようねと説得。
しぶしぶ了承してくれました。
…会わないけど、電話はします。
これも止めようと言ったけど絶対に厭だと言ってごねて
なかなか帰してくれなかったので今度は真故が折れました。
・・・というより、真故も其の言葉を期待してたんだ。
彼なら言ってくれると思った。

帰り際に荷物をまとめていたらいつもよりキツく抱きしめてくれた。
力があまり入らないといっていてもやはり強い。
この侭砕けても好いと思ってる自分が居て、
離れるのは淋しい。
と素直に言う事が出来て少し嬉しかった。。。

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◆第９記◆20060330
明日、彼が手術です。
取りきれない癌細胞がまた大きくなり、更に激痛となって彼を苦しめてる。
全部は取れないけれど痛いのは辛いから。
彼はちょっと高額の保険に小さいときから入っていたので
医療費がめちゃくちゃ負担という訳じゃないらしい。
・・・それに両親ともお金持ちの家の子だったので教育もしっかり受けており、
今はふたりとも稼ぐし貯金も馬鹿在るらしい。
お金に困っていないことがやはり少しの救いであると思った。

正直、怖い。
難しい手術ではないけれど怖い。この侭彼に会えなかったらどうしよう
って思うだけで心臓が外まで聞こえるくらい大きく鳴る。

彼の腹部にまた縫い目ができるのか・・・真故が代わってあげたいくらい。
そう願っても無理だと知っているけれど、願わずにはいられないんだ。

今日が手術前に会える最後の夜。
眠ってもなお、真故の頭を撫でてくれる彼を何よりも愛しく感じる。

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◆第８記◆20060330
彼が苦しがって真故を呼んだときに落ちつくまで真故の手を握ってた。
すごく痛くて砕けるんじゃないかと思うくらい強く。
激痛よりも先に“これが白城の痛みなんだ”と感じたら激痛も痛みにならなかった。

・・・前にも書いたけれど、彼のことが愛し過ぎて憎い。
彼も真故のことが好き過ぎて異常な愛を求めてくる。

だから真故は彼に絞め殺されたいとまで思ったことがある。
実際、彼に頼んだこともある。別に死にたいわけじゃない、生きたい。
でも彼の手にかかって逝きたいと思ってる。
絞め殺すんでなくても、切り刻んで愛でてくれても好い。

締め殺して真故を壊してくれ。

睨みつけるくらいじっと彼を見て云ってみた。
彼は少し笑って、俺は真故を別のかたちで壊すよ。
そういって真故を壊しにかかる。

そうじゃない、生命を断って欲しいのだと思っても
そうして彼に壊されていることに快感を得ている自分がいる。
・・・多分、この結末を望んでいるから絞め殺してと云うのじゃないかな。

自分のことなのに自分のことが分からないわ。
彼のほうが真故を知っているのだから、きっとそうなんだろうけど。

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◆第７記◆20060330
３月もそろそろ終わりですね。
彼の【もって夏まで】という宣告から夏が過ぎ、冬を越えて
春がやって来ました。
彼の誕生日は４月１２日今から何を買おうか悩んでいます。
彼は本が好きだからまた本と洋服でも買ってみようかと思います。
男性もののサイズが良く分からないから彼の父、
おじさん【お義父さん】とでも行こうかなって計画たてました。

どんな服にすればいいかおばさん【お義母さん】に話したら
真故の好みでいいよ、しぃの好みは真故だから。と笑ってくれました。

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◆第６記◆20060329

彼はイくのも早いし、真故にだけというのが何とも魅力的だけれど
精液の量が半端でないから流れてしまわないようにするのが大変。

それに真故は傷の再生が気持ち悪いくらい早い。抉っても３日で傷跡になる。
締まりが好いようだけれど、そのせいで痛い。毎回血もでる。
自傷や昔の自害未遂のお陰で痛みには慣れているけどやっぱり痛い。
処女ではないかと思えるくらい。

いや、・・・・もしかしたら射れてるモノが大き過ぎるのかも・・・

それも考えられる。
真故と付き合う前、真故に片思いだった彼は真故と夜普通に寝てるときに
性感帯を探っていたと言ってた。真故は何されてもなかなか起きないから。
イメージトレーニングしてたのかと思うとちょっと笑える・・・
それをおがすに一人でヤっていたならそうもなるだろうな;;
その調子でどんどん成長させて下さいな。

彼専用のＭ仕様でなくても自傷を快感としてた真故とって
痛み
も快感に変わって行ってしまうのだからいいのだけれど。

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