酸化迷句【酸化make】
真故【Shinyue】と彼、白城【Shiragi】の
愛のかたちをちょっとずつ語っていきたいと思っています。

第１記-第５記まで。

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◆第５記◆20060329

正直なところ、真故には体力がない。
抱かれるときも相手に任せっきり。
そのため、真故から攻めるのはどうも苦手で
 ＳＭ兼用である。と言いながらもやっぱり攻められるばかりになってる。
日中はサディストなんだけれども。

しかし彼も病気の為だんだん家で寝てたりぼーっとしていることが多くなった。
真故を抱きしめたり撫でたり好きなところに口付けたり、寄りかかって
うとうとしたりすることが多くなった。
どうしても真故を抱きたくなったとき、真故が抱かれたいときは
体力が互いにない為、激しい運動が出来ないから
挿したまま性感帯でイかすしかない。

比較的彼は簡単にイッてくれるから樂である。
マンネリ夫婦みたいにヤることはやりつくしたのに
未だに真故で興奮出切るらしい。・・・というよりも、
真故でしか興奮できないと言う方が正しいかもしれない。

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◆第４記◆20060328

AM０１:００
闇に乗じて部屋を抜ける支度
ねぇ　あなたは待っていてくれるの?

AM０２:００
ゆっくり扱ぐから遅いのだと急かさないで
暖かいあなたの体温を感じるために
からだを芯まで冷やすのだから

AM０２:３０
起きて待っていられて、えらいね。
冷えた手を握ってよくきたねと笑うのは・・・

やっぱり待ち焦がれていたからなのでしょう

AM０３:３０
あなたが優しく舌を這わせるのが、
耳元で声を漏らすのが
　　　　　　　ゆっくり解凍していく
肌で感じる、体温の愛情。

AM０４:１５
カーテンの隙間から覗く光があなたの背中を映してる。
お先に逝ってきます。すぐあなたも逝くでしょうが・・・
それでも優しく突くのを止められないのに、意味などない。

惟　だ、　真　故　の　味　に　中　毒　な　だ　け　。

AM０５:００
もう行かなくちゃ　みんなが起きてしまうから

AM０６:００
何食わぬ顔をして母の横へ。

ごめんなさい。
あたしは親不孝な娘です。

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◆第３記◆20060327

シャンプーもトリートメントもヘアワックスのカラーも彼指定。
好きな香りを選んで買うのではなく、彼が真故に似合うものをくれる。
気に入らなかったからといって強制はしないけれど
使い切った後は彼指定のものを貰う。

友達に話せばきっと顔をしかめるだろうな。
それでもいいけど。

抱きしめられたり、愛撫のときに首の付け根や肩に顔を埋めて声を漏らす彼に
香りはどうだ、と聞くといいよと言う代わりに強く抱きしめてくれる。

真故のさらさらの髪の毛が好きなんだと言いながら真故の髪をいじる彼が、
壊して欲しい程に愛しくて、弄りたいくらい憎らしい。

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◆第２記◆20060327

愛されたい愛されたいだけでは何もならないことくらい知ってる。
だけどやっぱり欲張りな真故は彼に愛されたかいがために影を隠す。
彼がそれをすごく嫌がるのを知っているのに。
辛い思いをして欲しくない。病気が悪化してしまうから。

でも彼は知りたがる。
真故の性感帯も撫でられて一番感じる箇所も、
脈数も、からだに在るほくろの数も知っているのに。
真故自身よりも真故を知っていて心とからだと精神が分離しそうになったら
核心を突いて繋ぎとめてくれるほどなのに。

真故の不満を知りたがるんだ。
そんなもの知っても嬉しくない、彼が悩むだけなのに。
・・・そんな部分の核心を突かれたくなくて彼の機嫌をとる。
でも駄目。結局気付かれて愛撫もしてくれない、侭。

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◆第１記◆20060327

束縛されるのを嫌がる人は多いと思う。
・・・束縛されたい。
したいようにされたい、これは少しマゾヒストで倦厭されるかもしれない。
束縛する人も重いといわれるけれど是もそれなりに重い。

真故は囲ってくれないといつのまにかふわふわと浮ついてしまう。
浮気心があるわけじゃないんだ。惟だ、迷子になってしまう。
戻ってこられない。

白城は優しくていつもにこにこしてる。家族を大切にするし、何もかも愛せる。
でも我慢強い分だけストレスも溜まってく。だから真故に言ってくれるんだ。
辛い事・苦しい事。泣きたいときだってあるんだってこと。

そうしているうちに彼は真故の中毒者になった。

真故を誰にも取られたくない。触らせたくない。何もいらない。
だから真故をずっとずっと自分のものにしていたい。
自分だけに愛を与えて欲しい。

白城は、だから好き。
真故だけ全てだと言ってくれるし、異常なまでに束縛してくれる。
真故は麻薬か?・・・そうであって欲しいと願ってる。

真故に舌を這わせるのはもう彼だけで好い。
１回１回丁寧にやさしく突いてくれるのが何よりうれしい。

もっと生きていたい。