惟 だ、 真 故 の 味 に 中 毒 な だ け 。
酸化迷句【酸化make】
真故【Shinyue】と彼、白城【Shiragi】の
愛のかたちをちょっとずつ語っていきたいと思っています。

第97記-第99記まで。

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◆第99記◆20060624
悔しくて悔しくて思いっきり殴ったらヒビ逝っちゃった。

電話越しに彼が笑ったのは昨晩。
真故の自傷を目の前にしても
【ここで止めたら真故は苦しむだけなんだ、何もできない】
と言い聞かせるしか出来なくて。
それが悔しくて口惜しくて思いきり自分の腕を殴った、と。

ミシッて謂ったよ。

その声は意外とあっさりしていて大丈夫そうだったから、
怖かった。
真故のせいで感覚がおかしくなったのかと心配だった。
白城は今日の昼間、病院に逝ってた。
昼間に親と酷く喧嘩した。

煙草のことについて。
親との共存を続ける為に頭を冷やそう
と、白城宅に行っても温度はなくて。

狂ったように白城の匂いの残るシーツで皮膚をこすった。
白城の髪の毛一本でも落ちていればもっと安心できただろうけど
綺麗好きの飼い主の部屋には或るはずもなく。

あたしは可哀想じゃない。

そう謂ってまた家を出た。帰宅。
親はまだ怒っているけどそのうち休まるから大丈夫だよね。

早く帰ってきて。
真故の髪の毛を引き上げて 嬲るぞ って脅して。
そのあとはあなたの好きな真っ黒に仕立て上げて頂戴。
ヘッドドレスも買ってあるのを知ってるから。

その為に、その為だけに真故の皮膚は白くできてるの。

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◆第98記◆20060624
匂いフェチの真故は白城の香りが大好きで
白城のシャツとかタオルとかの匂いを嗅いで落ちついたりしてます。
azzaroのクロームを付けていたからそんな匂いもするけれど
肌から感じる白城の匂いに飛んでしまいそうになる。

大瓶を買ったから小瓶のクロームはあげる

そう言って真故に手渡してくれました。
あぁ、白城の匂いを貰っちゃった。
これでまた真故は一人で狂うことができるんだ。ありがとう。

・・・・それでもやはり、手錠をかけて監禁してくれる白城の、
そのままの匂いが好きだから小瓶は非常用に。

あたしの大好き は、あなたの御下がり。

またシーツを洗う前に呼んで頂戴。

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◆第97記◆20060622

空が綺麗だ、と煙草の灰を道に並べる

世界が平和だ、と余るほどの食べ物を腐らせて語る

“上を見るな 下を見ろ”

                           【嘘吐き】

白城の手帳に書いてあった。
貰っても良いって訊いたら真故のネタのために書いたんだからと謂ってくれた。
真故もそう思うよ。
いつも思うよ。

今日は空が綺麗だね。

視線を下に向ければたくさんの自己中の痕が残ってる。

平和だね、幸せだね。

食事中、そう語りながら食べれもしないものを頼んで残してる。

だからだよね。
真故たちが世界を皮肉りたい訳は。

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*slave principle* Bワイ.Shinyue
 
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